
群馬県桐生市に本社を構え、中古住宅買取再生事業を展開するカチタスは、岩手県内の盛岡店・一関店・花巻店に続き4店舗目となる「カチタス釜石店」を12月11日(木)にオープンし、営業を開始することを発表した。
これより営業拠点は、愛知県名古屋市に本社を構えるグループ会社のリプライスの16拠点と合わせて全国に153か所に。今後益々の全国展開を目指していく。
地域特性やニーズに寄り添う「カチタス釜石店」

カチタスは、空き家を買い取りし、リフォームして販売する中古住宅買取再生事業を展開。この事業を通じて空き家問題の解決を目指している。

「カチタス釜石店」は、東北地方で最も空き家率が高い岩手県のなかでも2番目に空き家率が高い釜石市(*1)に店舗を構え、県内沿岸部の市町村を中心に管轄する。
岩手県沿岸部の市町村は、人口減少や空き家の増加に加え、住宅の選択肢が限られるという課題があるそう。また、新築価格の高騰や空き家の老朽化により、「希望に叶う住宅が見つからない」という声もあるという。

岩手県釜石市内のリフォーム済み空き家(同社で買い取り、リフォームして販売した実例)
こうした状況に対し、同社では仕入れ前に徹底した調査を行い、必要なリフォームを施したうえで、すぐに暮らせる状態の住宅を提供。平均販売価格は新築の半分程度で、月々の支払いも家賃と同額程度だという。
このような事業を通じ、空き家問題解決の一助及びアフォーダブル住宅の供給を推進し、誰もが安心して暮らせる環境づくりに貢献していく。今後も、地域の特性やニーズに寄り添いながら、持続可能な住まいの提供を目指して取り組んでいく考えだ。
店長からのコメント

「カチタス釜石店」の店長は、「手頃な価格で安心して暮らせる住まいを探している方や、Uターン・移住を検討されている方に、地域に根ざした情報と新たな住まいの選択肢をお届けできればと思います。
釜石店は少人数体制だからこそ、お客様一人ひとりに丁寧に寄り添い、顔の見える関係を大切にしていきます。住まいの購入や売却に関するご相談は、どうぞお気軽にお声がけください。地域の皆さまとともに、釜石エリアの暮らしを支え、活性化に貢献してまいります。(一部抜粋)」とコメントしている。
地域に寄り添いながら空き家問題の解決を目指す「カチタス釜石店」に注目だ。
■カチタス釜石店
所在地:岩手県釜石市野田町2丁目21‐8
カチタス HP:https://katitas.jp
*1 令和5年住宅土地統計調査(総務省)より
(Higuchi)